土手を闊歩していたら、
母校の武道場前に保護者を連れた中学生の集団を見た。
きっとこれから制服やらジャージを買うのだろう。
私が今も部屋着にしているあの真っ赤でださいやつを。
そして高校1年生になるのだろう。
あの学校に居場所は無いのか、と実感してしまった。
悲しいことに。
部屋の整理をしているはずなのに、きったない字のノートが捨てられない。
もう、あのぬるい授業も受けられないのか。
ほうれんそう、は大事だよ。
忙しいのは分かるが、もっと早めに連絡してくれ。
いやまあ、人のことは言えないのだけれど。
苛々してしてしまった私は駄目だ。
いつこんな絵を描いたのだろう……。
この人の文章が教材だったんだ、と思います。
これが誰か分かったら、あなたは天才。

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